支店長って必要?
こんにちは!タロスケです。
今回は「支店長って必要?」ってテーマで考えて見たいと思います。
支店長というのは医薬品メーカーの営業本部に所属する支店長ですね。
多くは、営業本部長の直属が支店長になるのかなと思います。
このようなテーマについて触れた背景ですが、
「アステラス製薬が全国12支店閉鎖」のニュースを読んだからです。
さすが国内リーディングカンパニーのアステラス製薬。
実は支店長は必要ではないってことに気がつきました。
はい、必要がありません。よく気がつきました。勇気ある決断です。
このニュースをご存知ない方もいらっしゃるかと思います。
このニュースについて簡単にご紹介いたします。
アステラス製薬 全国12支店を閉鎖
国内リーディングカンパニーのアステラス製薬が全国12支店を閉鎖することになりました。
これは下記のようなニュースです。
- 全国12支店を廃止。支店直轄であった営業所は「営業本部直轄」に。
- 営業本部直轄の営業所は119営業所。
- 営業本部の中で、エリア統括を7人配置。
- エリア統括は、営業方針の浸透や営業計画達成など営業所のサポート。
- エリア統括は、臨床現場の声をダイレクトに本社にも伝える。
エリア統括が実質の支店長のような気もします。
しかしながら、営業所は新しく新設されたエリア統括に直属ではなく、営業本部直属のようです。
つまりは、営業本部からMRまでの階層が少ないわけです。
よりスピーディーに指示も伝わりやすいですし、現場の声も早く届きます。
支店長室にドンと座っているような支店長って時代的には必要ないですよね。
支店長って忙しそうにしているけど、何でそんなに忙しいの?って思います。
支店長の役割
ここで支店長の役割について考えてみます。
全国を束ねるのが営業本部長です。
営業本部長の下に、各地域を束ねるのが支店長がおります。
支店長の下に、営業所長や課長がおります。
その課長の下に、MRがいるわけです。
MR目線で考えると、支店長っていてもいなくても良いんですよね。
だって課長・営業所長がおりますし。
本社からの指示もそこから来ますし。
本社から直接メールで指示がくるんですもん。
ビデオでも、ライブ会議もできるんですもん。
支店ごとに競い合う必要があるって考えもあるのかもしれません。
支店ごとに一丸となって頑張る。
そんな必要ないんですよ。
最初から全国で競いあっているんですもん。
支店ごとに成功例を情報共有していくことが良いって考えもあるかもしれません。
全国でタイムリーに共有したら良いんですよ。
今はそんな時代ですもん。
だから残念ながら支店長って入りません。
ポストがあることでモチベーションになるだけです。
会社にとっては、MRが売り上げを最大化させてくれれば良いんです。
そこを深く考えていくことが、一番大切です。