【コロナウイルスの影響】ファイザーも3月13日まで自宅待機
こんにちは!タロスケです。
今回は「コロナウイルスによる外勤の影響」についてアップデートしていきたいと思います。
特に、
- 2月27日の政府による学校の一斉休校の方針
- スポーツジムやブッフェ形式の自粛
- 北海道知事による外出自粛
など政府や自治体による指示がありました。
この発表の影響は大きく、各メーカーや医療機関の対応もよりシビアになりました。
今回はアップデートされた情報についてご紹介いたします。
ファイザー外勤自粛
2月28日、大手外資系製薬会社のファイザーは外勤の自粛、原則在宅勤務を発表されました。
期間は3月13日までとのことです。
武田薬品・アステラス製薬・マルホさんなどに続き、ファイザーもオフィシャルに発表されました。
やはり政府の方針を受けて学会なども延期している諸事情や、感染対策の最前線である医療機関に訪問することは控えるべきだという考えです。
方針としては、
- 体調不良や37度以上の発熱、咳などの風邪症状が見られるときは仕事を休むこと
- 家族や同居者に類する症状が出た場合にも出社を控えること
- 本社や各地内勤社員は3月13日まで原則在宅勤務とすること
とのことです。
出勤が必要な場合には?
- 上司の許可を事前に得る。
- 医療従事者等から訪問の要請があった場合など、必要に応じて例外的にOK
基本的には家から出るなと、そういうことでしょう。
参天製薬もテレワーク推奨
眼科に特化している参天製薬も在宅勤務推奨となりました。
感染症を専門としている診療科に訪問している訳ではない参天製薬さんが、このような判断を取られたことは素晴らしいですね。
営業オフィスなどに出社する必要がある場合は、上長の許可が必要だそうです。
大学病院や大病院も訪問規制
大学病院や大病院も訪問規制をし始めました。
緊急性が高い要件、必要性が高い要件、それ以外は訪問を自粛すること、
このような訪問規制となっているようです。
今週中には、全ての医療機関が訪問規制となるのではないでしょうか?
アポイント面談時にもマスク着用と発熱や咳がないことを確認した上で訪問となっているようです。
病院によっては、薬剤部で訪問履歴も細かくチェックされているようです。
院内で院内完成対策が毎日のように検討されております。
大学病院の教授や、診療科部長も毎日のように対応に追われております。
このような背景を鑑みて、不要不急の要件は自粛すべきという決断をされているのが大手企業の考えのようです。
他方、中小の製薬会社では、「こんな時こそチャンス」といった驚きの発言をされているマネージャーもいるようです。
このような考え方が大手企業と中小企業の違いなのでしょうか。
コロナウイルスの臨床的特徴として、
- 感冒症状が一週間続き、かつ倦怠感強い
- 感冒やインフルの経過とは明らかに異なる
とされております。
このような症状がある場合はもちろん出勤を控えることは当たり前ですが、家族に症状がある場合も原則控えてください。
こんな時こそメールとWEB講演会の活用
現状は、病院でも面会できない、学会も開催されない、という状況です。
このような状況だからこそ、
- メールでの情報提供
- WEB講演会の活用
これらのアプローチが有効ではないでしょうか。
特に日頃からメールベースで情報提供をする習慣があるMRさんは、このような時は強いですよね。
まとめ
コロナウイルスの影響により、各メーカー、各医療機関、各学会ともに自粛を決断されております。
いかに早い就職を迎え、より早くいつもの経済活動に戻していくのか、ここがポイントかと思います。
「俺は大丈夫」という考えを捨て、国民みんなの力で感染拡大を控えていくことが重要ではないでしょうか。