【コロナウイルスの影響】あなたのメールは、なぜDrに読まれていないのか

今回は、MRさんのメールの送り方に関して、解決をしていきます。
① MRさんのメールの活用状況
② MRさんのメール力をアップする方法
・地方の大学病院:5年
・東京の日本有数の私立大学病院 :4年
・東京の日本有数の国立大学病院:3年
MRのメール活用状況
メールの活用状況に関して報告が、株式会社MCIからの報告がミクスに掲載されておりました。
株式会社MCIは「MRmail」といったeディテーリングサービスを提供しており、採用している製薬企業がございます。
コロナウイルスによる訪問規制前後でのメールの活用状況は約3倍に増加しているようです。

だけど、MRからの一方的なメールを送っているだけじゃないの?
それって意味あるの?
私自身の感想ですが、メールを送って意味があるがないかは、「Drとの関係性」「メールの内容」次第でしょう。
その根拠です。株式会社アンテリオさんのアンケート結果を注目していただきたいです。
調査地域:全国
調査対象:医師(27診療科)
有効回答数:16,717サンプル 病院勤務医(20床以上) 12,892サンプル 開業医(19床以下)
調査実施期間:2018年8月
調査主体:株式会社アンテリオ ファーマ・ソリューション事業部
調査内容:MRの総合評価、項目別評価、要改善項目等を確認MRからの情報提供アンケート(アンテリオ)
●優秀なMRはメールを活用も上手である。
です。
つまりは、医師の視点から下記の自問自答が必要です。
- 「日々、きちんと訪問をしている?」
- 「メールを送っているMRの顔が浮かんでいる?」
- 「人間性により良好な関係は築けている?」
- 「あなたのメールの内容で会いたいって思う?」
- 「メールの文面が機械的になっていない?」
好きな彼女とのコミュニケーションを思い浮かべてください。
まず、普段からきちんと会ってコミュニケーションをしながらメールもしますよね?
だからメールを有効活用するためには、日々の活動を全体的に底上げをする必要があ流のです。
MRのメール力をアップする方法
ここでMRのメール力をアップする方法について御紹介いたします。
メール力を上げるための方法は以下の手順です。
① MRは足で稼ぐ
② Drのスケジュールを把握する
③ Drのニーズを把握する
④ 会う口実を作る
⑤ 御礼のメールはマメに
すごく当たり前のことかもしれません。
これを全てしっかり出来ていますか?
これはいきなり突然身につく力ではありません。
メール力って文面だけブラッシュアップすれば終わりではないんです。
① MRは足で稼ぐ
メール力をアップするために、「MRは足で稼ぐ」ことが第一です。
メールという飛び道具を有効に使いたいのに「足で稼ぐ」って意味ないじゃん、って思いますよね。
自分のことに置き換えて考えてみて下さい。
あなたは超多忙なサラリーマン。あなたには、業務上のメール、業務外のメール、メルマガなど沢山のメールがきます。
超多忙な中で、あなたは優先順位をつけずに全て対応しておりますか?
同じ用件でも、全く顔も浮かばない人と、顔が浮かぶ人、どちらの方が返信率は高いでしょうか?
② Drのスケジュールを把握する
MRのメール力を上げる方法「Drのスケジュールを把握する」です。
自分の担当ドクターを思い浮かべた時、
- 「この時間は●●している時間だなあ」
- 「この時期は●●の学会がって忙しい時期だなあ」
- 「今年の夏休みは●月に取得して●●へ行くと言っていたなあ」
って、どれだけ思い浮かびますか?
例えば、あなたがアポイントのメールを送った時に、医師が下記のどちらのパターンだったら返信しやすいでしょうか?
答えは明らかに①です。
あなたは担当ドクターの①のタイミングを把握しておりますか?
あなたは①のタイミングでメールを送っておりますか?
アポイントメールは①のタイミングですが、メールの要件によって様々だと思います。
●アポイントメール:暇な時間
●ディテールコンテンツ:通勤中、暇な時間
●御礼のメール:速やかに
●報告メール:いつでも
③ ニーズを把握する

④ 会う口実を伝える

⑤ 御礼のメールはマメに

まとめ
今回ご紹介したポイントを振り返ります。
① MRは足で稼ぐ
② Drのスケジュールを把握する
③ Drのニーズを把握する
④ 会う口実を作る
⑤ 御礼のメールはマメに
特に、文面などに困る場合は、以前ご紹介しました下記の記事で文章力を磨いていくと良いかも知れません。
当たり前のことを如何に継続するのか、これが成果をあげる最大のコツです。
悩めるMRさんは、是非試してみてください。