BMSとセルジーンが早期退職制度が希望退職プログラムを実施

今回の内容です。
●ブリストルとセルジーンが早期退職プログラムを実施
●転職市場に人は溢れる
●常に転職を意識した活動が大切
今回も、始めに少しだけ自分自身について紹介します。
いまは国内医薬品メーカーの本社マネージャーです。これまでの仕事のほとんどがMRです。
こちらが担当経験。
・地方の大学病院:5年
・東京の日本有数の私立大学病院 :4年
・東京の日本有数の国立大学病院:3年
ブリストルとセルジーンが早期退職プログラムを実施
今回、このような話題を取り上げたキッカケです。
今日のニュースにて、BMS(ブリストル)とセルジーンが希望退職プログラムを実施するといったお話がありました。
希望退職プログラムを実施する理由は、BMSがセルジーンを完全小会社化した統合計画の実行ですね。
概要は以下の通りのようです。
募集期間:4月中旬から5月初旬
募集人数:非公開
対象:(セルジーン)35歳以上、勤務3年以内は除外(管理職、営業職、一般職が対象)
退職特別加算:(基本給・年額+セールスインセンティブターゲット・年額)×1/12 に対して、勤続10年であれば係数22。
そのほか上乗せサービスあり
ブリストルとセルジーンのMR数は把握しておりませんが、ブリストルはここ数年でも十分MR数を減らしております。
推定でブリストル700人、セルジーン200人くらいではないでしょうか?
ブリストルは労働組合もあるようですので、目標人数に達しなかった場合に、陰湿なやめさせ方をするようなことはしないでしょう。
転職市場に人は溢れる
ブリストルとセルジーンの希望退職プログラムの中で、転職支援も行うそうです。
ブリストルとセルジーンの両者で少なくとも100人は転職市場に流れていくと思います。
このプログラムの退職日は6月30日です。
おそらく4月末ごろには退職が決まり、転職活動が始まるのではないでしょうか?
ということであれば、現在転職を考えている人にとっては、ライバルが市場にたくさん流入してくるわけですね。
コントラクトMRですら最近は厳しいようです。
正社員で転職となると、意外と狭き門かもしれません。
常に転職を意識した活動が大切
私個人的には、「自分はいつでも転職できる」という意識と準備を日々行っていくことが重要だと思います。
●転職市場で受け入れられるキャリアや経験を作ること
●転職市場で受け入れられるスキルを磨くこと
●履歴書や職務経歴書は毎年アップデートしていくこと
転職市場で受け入れらるキャリアや経験
特にMRさんですは、「転職市場で受け入れらるキャリアや経験」ですね。
転職エージェントともコミュニケーションを取る機会があるのですが、以下は抑えておくべきポイントです。
MRのキャリアで抑えるべきポイントです。
●大学病院担当経験
●専門性
●講演会や演者のマネジメント経験
これは抑えておくべきポイントです。
もしプライマリーケア・生活習慣病領域担当で、開業医担当しかないって人は、今後MRとして継続して働いていくには致命的です。
なぜなら、各社ともプライマリケア領域のパイプラインは少なくなっております。
しかも、フォーミュラリーの影響も今後予想され、新薬が第一選択薬になることが難しくなるかもしれません。
転職市場で受け入れられるスキルを磨くこと
転職市場で受け入れられるスキルを磨くことがポイントです。
もちろん資格を持っていたり、英語ができたり、ってことがイメージしやすいのですが、
個人的に、自分の成功例とそのノウハウ、それを実現できた自分の強みです。
自分の仕事の計画と戦略を立て、どのように実行したのか、なぜそのノウハウに?と。
一つ一つの仕事をしっかり実践してるかどうかです。
あなたがどのような強みを生かして自分の仕事を実践したのか?
下記の記事がみなさんの強みを見つけるヒントになれば。
まとめ
今回はアラフォーMRさんで、定年までMRで働けるかな、、って悩みの人向けの記事です。

今回の内容の通り、早期退職プログラムが始まる会社がありますね。
●ブリストルとセルジーンが早期退職プログラムを実施
●転職市場に人は溢れる
●常に転職を意識した活動が大切
今回はブリストル・セルジーンでしたが、早かれ、遅かれ、みなさんの会社にも出番がやってきます。
それは予想できる未来です。
その時に転職市場に人はあふれます。
大切なことは、自分らしく働いて、お金を稼いで、生活できるかってことですよね。
この時期に自分のこれまでの経験と、これからやりたいことを見つめる機会かもしれませんね。
ぜひ、過去の記事も読んで見てください。