アストラゼネカとギリアドサイエンシズが経営統合?

アストラゼネカとギリアドサイエンシズが経営統合?

 

 

MR
アストラゼネカとギリアドが経営統合?

 

 

MR
武田薬品やブリストルも買収したし、再編は継続的に行われていくの、、、?

 

 

MR
現在の業界の状況は、、、?

 

 

コロナコロナで自粛している間に、ちょっとしたニュースが。

「アストラゼネカがギリアドに経営統合を打診?」

 

アストラゼネカとギリアドの現状とパイプラインを分析する

 

その前に簡単な自己紹介。

 

 

いまは国内医薬品メーカーのマネージャーです。これまでの仕事のほとんどがMRです。

こちらがMRとしての担当経験。幅広い担当製品。多くの診療科を訪問しました。

●開業医・市中病院担当:3年
●地方の大学病院:5年
●東京の日本有数の私立大学病院 :4年
●東京の日本有数の国立大学病院:3年
私がこまめに記事を書いて発信している、「営業センスがなくて悩んでいるMRさん」に少しでも前向きになってもらいたいからです。
その理由は、僕も新入社員の頃、すごーく悩んでいたからです。
MR
インセンティブとはごと遠いへど、いつか取りたい、、、
MR
デキるMRになって見たい、、、、、
MR
上司に評価されて任されたい、、、、
新入社員の頃、いつもいつもこんなことを思っておりました。
新入社員の2年間はひたすら働きながらもがき苦しんでおりました。
自分のセンスのなさにガッカリして、いきなり成果を出していく同期と比べて自分が情けなくて、車の中で涙を流す日も。。。
しかしながら、そんな自分でもMR3年目から10年目まで全て計画達成することができました。
海外研修のインセンティブは3回。小さなインセンティブは数えきれないくらいゲットしました。
僕が悩んでいるMRさんに伝えたいことは、
毎日、コツコツと正しいやり方で努力を継続して行けば、絶対に成果をあげることができるというのが私の考えです。
業界で働いていくには、業界の知識をインプットしていくことは重要です。
最低限の知識から、少しずつ広げていく。
詳しくなくて良いんです。
「今起きていること」から「未来を予想する」そして「行動する」

アストラゼネカがギリアドに経営統合の可能性を打診?

 

 

今回のブルームバーグの記事を引用しますね。

 

英製薬大手のアストラゼネカは、米国の製薬大手ギリアド・サイエンシズに対して経営統合の可能性を打診した。米ブルームバーグ通信が7日、関係者の話として報じた。正式な交渉には入っていないが、実現すれば製薬業界では過去最大規模の統合になるという。

アストラゼネカは治療薬からワクチンまで幅広く手掛け、時価総額は約1400億ドル(約15兆円)。英オックスフォード大学と新型コロナウイルスのワクチンを開発しており、9月にも供給を始める予定だ。

一方、時価総額が約960億ドルのギリアドはエイズウイルス(HIV)を中心とする感染症領域を得意とし、日本の厚生労働省が承認した新型コロナの治療薬「レムデシビル」も生産している。

製薬業界では武田薬品工業がアイルランド製薬大手シャイアーを約6兆円で買収するなど、成長分野を取り込むためのM&A(合併・買収)が相次いでいる。(引用:2020年6月7日日本経済新聞より、ブルームバーグ)

 

ポイントは、

・まだ正式な打診はしていない

・実現すれば過去最大の規模であること

です。

 

 

アストラゼネカとギリアドのポジショニング

 

 

アストラゼネカとギリアドのポジショニングを整理して見ました。

2020年の世界医薬品企業ラインキングからの引用です。

  1. 1位:ロシュ
  2. ファイザー
  3. ノバルティス
  4. メルク
  5. グラクソ・スミスクライン
  6. ジョンソンアンドジョンソン
  7. サノフィ
  8. アッヴィ
  9. 武田薬品
  10. ブリストルマイヤーズ
  11. アストラゼネカ
  12. アムジェン
  13. ギリアドサイエンシズ
  14. イーライリリー
  15. ベーリンガーインゲルハイム

 

2020年、アストラゼネカは世界11位、ギリアドは世界13位の企業です。

医薬品企業は上位5社の顔ぶれは昔から変わらず。

上位10社に入るために経営統合を繰り返し、生き残りをかけている業界とも言えます。

 

医薬品の開発と上市に繋がらないと、売り上げをあげることはできません。

二番煎じの薬を開発したところで、競争に打ち勝つ企業体力があるかどうか。

いかに画期的な医薬品を開発していくのか、その社会貢献が問われている業界です。

 

それが世界11位、世界13位の企業であれば、現状は安泰でもあるかもしれません。

しかしながら、将来を見据えた時に不安が残るため、企業が存続していくために、経営統合を打診したのかもしれません。

 

アストラゼネカの将来性

 

アストラゼネカとギリアドの将来性はどうなのでしょうか?

パイプラインも気になるところです。

 

話は脱線しますが、就職活動の学生と面談をしていると

「パイプラインが豊富で、、、、」ってよく聞くんですよ。

これってきちんと調べた方が良いと思うんです。

いわゆる「新薬」の開発が「フェーズ3」に進んでいるのかどうかですよね、ポイントは。

よくわからない製品が「フェーズ1・2」にたくさんあるから豊富な訳ではないかと思います、個人的には。

 

 

国内のアストラゼネカのフェーズ3の新有効成分

・オンコロジー:2品目

・循環器:1品目

・呼吸器:2品目

・自己免疫疾患:1品目

いわゆる新薬も非常に多い印象です。

さらに適応拡大・剤型追加などはオンコロジー領域を中心に豊富な印象です。

 

それでも経営統合を打診している背景としては

・投入する新薬が競争が激しい

・新薬が画期性に懸念がある

・売上の大きな増加が見込めない新薬

このような可能性が捨てきれないのかもしれません。

 

一方でギリアドはどうでしょうか?

 

ギリアドの将来性

 

ギリアドのパイプラインを見て見ます。

ホームページに記載されているパイプラインが国内パイプラインか不明ですが、、、、

 

1つ目がJAK阻害薬。

これはレッドオーシャン市場ですので厳しいでしょう。

 

2つ目が、HIV

HIV治療薬も近年は競争が激しい領域ですね。

 

3つ目がC型肝炎

C型肝炎も一時の急激な市場拡大と比較すると落ち着いた市場になったかもしれません。

 

抗ウイルス薬で有名な企業です。

新型コロナウイルスに関してもレムデシビルが承認されました。

企業価値も高まっております。

そんな競合しないギリアドにスポットが当たったのかもしれません。

 

まとめ

 

今回は、アストラゼネカとギリアドサイエンシズの経営統合の噂について、ちょっと触れて見ました。

企業の将来性を見る時に、後10年働く会社なのか、後20年働く業界なのか、後30年働く業界なのか、、、によって動き方、立ち位置が変わってきます。

ただ一つ言えることは、「プライマリーケアMRの時代は終わり、未来はない」ということです。

MRとして飯を食べていくのであれば、専門性を高めていくことですね。

 

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