2020年売上を伸ばす医薬品ランキングトップ10

2020年売上を伸ばす医薬品ランキングトップ10

こんにちは!コロスケです。

本日は、2020年に世界でも最も売上を伸ばす注目されている医薬品トップ10についてご紹介いたします。

英調査会社のエバリュエートファーマの市場予測レポートからのご紹介いたします。

今年の市場成長を引っ張るのは

  •  抗がん剤
  •  ワクチン
  •  糖尿病治療薬

 

と予想されております。

製品別で売上を伸ばすと予想されている製品をご紹介いたします。

 

10位:ステラーラ(8.1億ドル)

 

10位は8.1億ドルの売上増加予測のステラーラです。

  • 製品名:ステラーラ
  • 一般名:ウステキヌマブ
  • メーカー:ヤンセンファーマ/田辺三菱製薬
  • 効能効果:〈尋常性乾癬及び関節症性乾癬〉・〈クローン病〉

乾癬市場は選択肢が増えてきております。

 

9位:オクレリズマブ(9.7億ドル)

 

9位は9.7億ドルの売上増加予測のオクレバスです。本邦未承認薬です。

ヒト化 抗CD20 モノクローナル抗体です。

  • 製品名:
  • 一般名:オクレリズマブ
  • メーカー:ノバルティスファーマ
  • 2017年に多発性硬化症の治療薬としてFDAで承認。

 

8位:イムブルビカ(9.7億ドル)

 

8位はイムブルビカカプセルで9.7億ドルです。

抗悪性腫瘍剤(ブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤)です。

  • 製品名:イムブルビカ
  • 一般名:イブルチニブ
  • メーカー:ヤンセンファーマ
  • 効能効果:<慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)><再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫>

 

 

7位:タグリッソ(10.0億ドル)

 

7位はタグリッソで10.0億ドルです。

抗悪性腫瘍剤(チロシンキナーゼ阻害剤)です。

  • 製品名:タグリッソ
  • 一般名:オシメルチニブメシル
  • メーカー:アストラゼネカ
  • 効能効果:EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺癌

 

6位:デュピクセント(10.1億ドル)

 

6位はデュピクセントで10.1億ドルです。

ヒト型抗ヒトIL-4/13受容体モノクローナル抗体です。

  • 製品名:デュピクセント
  • 一般名:デュピルマブ
  • メーカー:サノフィ
  • 効能効果:既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎/気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない重症又は難治の患者に限る)

 

 

5位:オゼンピック(10.2億ドル)

 

5位はオゼンピックで10.2億ドルです。

持続性GLP-1受容体作動薬です。

  • 製品名:オゼンピック
  • 一般名:セマグルチド
  • メーカー:ノボノルディスクファーマ
  • 効能効果:2型糖尿病

 

4位:エリキュース(10.8億ドル)

 

4位はエリキュースで10.8億ドルです。

経口FXa阻害剤です。

  • 製品名:エリキュース
  • 一般名:アピキサバン
  • メーカー:ブリストル・マイヤーズスクイブ
  • 効能効果:非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制 / 静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制

 

3位:レブラミド(11.7億ドル)

 

3位はレブラミドで11.7億ドルです。

抗造血器悪性腫瘍剤です。

  • 製品名:レブラミド
  • 一般名:レナリドミド
  • メーカー:セルジーン
  • 効能効果:多発性骨髄腫/5番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群/再発又は難治性の成人T細胞白血病リンパ腫

 

2位:ビクタルビ(16.0億ドル)

 

2位はビクタルビで16.0億ドルです。

抗ウイルス化学療法剤です。

  • 製品名:ビクタルビ
  • 一般名:ビクテグラビルナトリウム, エムトリシタビン, テノホビル アラフェナミドフマル
  • メーカー:ギリアド・サイエンシズ
  • 効能効果:HIV-1感染症

 

1位:キイトルーダ(32.9億ドル)

 

1位はキイトルーダで32.9億ドルです。

−抗悪性腫瘍剤−ヒト化抗ヒトPD-1モノクローナル抗体です。

  • 製品名:キイトルーダ
  • 一般名:ペムブロリズマブ
  • メーカー:MSD
  • 効能効果:<悪性黒色腫>/<切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌>/<再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫>/<がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌>/<がん化学療法後に増悪した進行・再発のMSI-Highを有する固形癌(標準的な治療が困難な場合に限る)>

 

 

注目の新薬①:ゾルゲンスマ

その他注目の新薬です。

海外製品名:ゾルゲンスマ(本邦未承認)

小児期の脊髄性筋萎縮症(SMA)治療薬。

同剤は1回投与で200万ドル強という「世界で最も高価な単一支払い薬」。

 

注目の新薬②:エベレンゾ

 

注目の新薬:エベレンゾです。

HIF-PH阻害薬です。

  • 製品名:エベレンゾ
  • 一般名:ロキサデュスタット
  • メーカー:アステラス製薬
  • 効能効果:透析施行中の腎性貧血

 

まとめ

 

今回は、2020年に世界でも最も売上を伸ばす注目されている医薬品トップ10についてご紹介いたしました。

まとめです。

  1. キイトルーダ(32.9億ドル)
  2. ビクタルビ(16.0億ドル)
  3. レブラミド(11.7億ドル)
  4. エリキュース(10.8億ドル)
  5. オゼンピック(10.2億ドル)
  6. デュピクセント(10.1億ドル)
  7. タグリッソ(10.0億ドル)
  8. イムブリビカ(9.9億ドル)
  9. オクレバス(9.7億ドル)
  10. ステラーラ(8.1億ドル)

製品の成長機会があるところに会社は投資をしていきます。

特に発売から約3年、適応拡大を控えていたりなどでしょう。

MRの人数は減少傾向です。

しかしながら、会社が投資をしていく領域に人材は投資をしていきます。

アンテナを張っていきましょう。

最新情報をチェックしよう!