次期改定「フォーミュラリー評価”は見送り」

次期改定「フォーミュラリー評価”は見送り」へ

 

こんにちは!コロスケです。

今回は「次期診療報酬改定でフォーミュラリー評価は見送りへ」について触れてみます。

 

次期診療報酬改定で、特定機能病院を対象にフォーミュラリー評価の導入が議論されておりました。

一度前回の記事をご参照ください。

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そして次期診療報酬改定での導入は見送られることになりました。

今回見送られることになったことで、PPI製剤、インフル薬、アレルギー薬の先発品メーカーはホッとしたことでしょう。

 

「次期診療報酬改定でフォーミュラリー評価は見送りへ」

 

「次期診療報酬改定でフォーミュラリー評価は見送りへ」

 

厚生労働省は特定機能病院での「使用ガイド付き医薬品集」(いわゆる院内フォーミュラリー)の作成・維持に対する評価の試行的導入について提案をしておりましたが、今回見送られることになりました。

なぜ見送られることになったのか、診療報酬で評価すべきと主張してきた幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)以外の同意がほぼ得られなかったようです。

 

  • 1号側(支払い側)から『作成する上での必要な要件など基礎的なことを固めた上で実施すべきで、時期尚早』との意見
  • 2号側(診療側)からも同様に『慎重にすべき』などの意見

 

「フォーミュラリー加算」は今回の診療報酬改定のトピックとして取り上げられおりました。

 

幸野委員は、同医薬品集の試行的な導入について

「今回の改定のポイントだと思っていた」

「今回の改定は何だったのか、ということになる」などと発言。

整理案に関連する文言を書き加えて15日の次回総会で再度議論すべきと訴えたが、幸野委員に同調する発言はみられなかった。

 

今回見送られることになった反対の意見は、

  • 後発品医薬品の安定供給の問題
  • 薬価基準収載品でも実質的な使用制限が設けられてしまう
  • 高度な医療が求められる特定機能病院で経済性を重視した薬剤選択が期待されてしまう

 

上記の理由から、現段階で診療報酬を結びつけることには反対意見がほとんどであったようです。

 

個人的な感想です。

このような理由で反対ならば、しばらく「フオーミュラリー加算」の導入はないかな、と。

新宿のような地域フォーミュラリー体制が、過半数の都道府県で導入され、そのメリット・デメリットが炙り出されて来てからではないでしょうか。

院内フォーミュラリーの浸透度も2割に達していない現段階ですので、診療報酬改定に導入されるまでには時間がかかるかもしれません。

 

一方で、各地域、医療機関ごとにフォーミュラリーが導入されていくムーブメントには要注目です。

今回の診療報酬改定のポイントです。

 

BS(バイオシミラー)の情報提供推進へ新たな評価

 

一方で、これまで次期改定に向けて議論が行われてきました後発医薬品やバイオシミラー(BS)の使用促進策は整理案に盛り込まれたようです。

このうち後発品に関しては、

  • 後発品の調剤割合が高い薬局に重点を置いた評価にするため、後発品調剤体制加算の評価を見直すほか、後発品の調剤割合が著しく低い薬局に対する減算規定の要件を見直す
  • 後発品の使用割合が高い医療機関に重点を置いた評価にするため、後発品使用体制加算などの要件や評価を見直す。
  • 一般名での処方を推進するため、一般名処方加算の評価を見直す―と明記。

上記のような意向で、後発品使用の促進はまだまだ加速していくことでしょう。

 

BS(バイオシミラー)については、

  • 患者への適切な情報提供を推進する観点から「在宅自己注射指導管理料について、BSを導入する場合の新たな評価を行う」

としております。

高薬価である生物学的製剤の先発品から、バイオシミラーへのシフトが促進されていきます。

世界的にもこの流れでしょう。

 

今回の改定で「フォーミュラリー」体制に関しては見送られましたが、

後発品へのシフトが日本全体、都道府県全体、市町村、各地域で波及していく流れが議論されていくことは間違いないです。

その中で、MRさんは「どのような製品を担当しているか」がポイントとなっていきますね。

やはり世の中にインパクトを与えていくような画期的医薬品を担当していること。

そのような製品を扱うことができる専門性、ってことでしょうか。

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