【製薬・MRブログ】日本調剤薬局が対象拡大した標準フォーミュラリーの17薬効群とは?




✔︎ 本日の内容
- 日本調剤薬局とは
- 日本調剤薬局が対象拡大した標準フォーミュラリー171薬効群とは
フォーミュラリーに関する前回の記事はこちらです。
日本調剤薬局とは
日本調剤薬局とは、日本で2番目の売上高の調剤薬局です。
2019年3月期の売上高2088億円、店舗数598店。
調剤薬局売上ランキング
参考ですが、調剤薬局売上ランキングはこちらになります。
- 第1位:株式会社アインHD:アイン薬局
- 第2位:日本調剤薬局株式会社:日本調剤薬局
- 第3位:クラフト株式会社:さくら薬局
- 第4位:クオールHD薬局:クオール薬局
- 第5位:総合メディカルHD薬局:そうごう薬局
このように日本第2位の調剤薬局が、医療期間向けに標準フォーミュラリーを作成しました。
では日本調剤薬局が作成した17薬効群にはどんなものが入っているのでしょうか?
日本調剤薬局の標準フォーミュラリー
今回公表された記事です。
日本調剤は、医療機関向けオンライン医薬品情報(DI)サービス「FINDAT」で、医療機関の参考にしてもらうために作成している「標準フォーミュラリー」の対象薬剤を拡充する。(引用:日刊薬業より)
日本調剤薬局では、FINDAT(ファインダット)というDIサービスを提供しております。
無料で利用するには、施設ごとの申請が必要にはなります。
第1段:標準フォーミュラリー(7薬効群・領域)
第1段で公表された標準フォーミュラリー
- フィブラート系薬:高脂血症(リピディルなど)
- ミネラルコルチコイド受容体(MR)拮抗薬:高血圧(アルダクトン、セララ)
- 抗インフルエンザ薬:タミフルなど
- ACE阻害薬・ARB:ブロプレス、ディオバン、オルメテック
- PPI・P-CAB:タケプロン、タケキャブ、ネキシウム
- キサンチンオキシダーゼ阻害薬:高尿酸血症
- 抗ヒスタミン薬:アレグラ、タリオン、ザイザル
10月1日から追加(4薬効群・領域)
- OAB治療薬:「ウリトス/ステーブラ」、
- NK1受容体拮抗型制吐薬:「イメンド」(アプレピタント)
- 5-HT3受容体拮抗型制吐剤:(アロキシ、カイトリル)
- ビスホスホネート製剤:(アクトネル、ベネット、ボノテオ)
10月1日から追加(6薬効群・領域)
- 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs):「セレコックス」
- インスリン:「ヒューマログ」
- EPO製剤:(エポジン、ネスプ)
- G-CSF製剤:(グラン、ジーラスタ)
- 高リン血症治療薬:
- 神経因性疼痛治療薬:「リリカ」
このように日本調剤薬局単体のお話ですが、対象拡大している傾向です。
時代はスペシャリティケア領域
フォーミュラリーが拡大していくと、どのようなことが起こるのでしょうか?
費用対効果が優先されます。
それは。プライマリケアの新薬より、過去の信頼と実績のある製品のジェネリックが優先されます。
つまりは、プライマリケアMRの終焉に近づいているのです。
以前からも述べておりますが、これからの時代は確実に「スペシャリティケア領域」です。
- リクナビエージェント
- JACリクルートメント
- クイック
今回は新しく「SAMURAI JOB」となるプロジェクトがスタートしました。
こちらは「JACリクルートメント」と「ムーンコミュニケーションズ」の合同ブランドのようです。
実際のところは、JACがヒアリングとプロジェクト紹介をやっているようです。
求人案件を見るだけでも、大手企業の動向、事業を立ち上げる会社の動向など、把握できると思います。
オススメです。
入力項目も複雑ではなく、現在の業務とこれまでの担当歴などを記載するだけです。
あとはJACリクルートメントからの情報提供を待つだけです。
転職サイトの登録は無料ですから、登録してどんどん情報を持っている人が強いです。
コネクションと情報を、日頃から構築していくことが良いキャリアに繋がります。
無料ですから、どんどん情報収集を開始してみてはいかがでしょうか。