MRにとって英語は必要なのか?

MRにとって英語は必要であるのか?

 

先日このような記事を見ました。武田薬品の新入社員は英語力を問われていくそうです。

武田薬品工業は18日、国内医療用医薬品ビジネスを所管するジャパンファーマビジネスユニット(JPBU)の新卒採用基準に、英語能力を導入すると発表した。

グローバルで活躍する人材の輩出を加速させる。

 

これは、常々語られるテーマです。

僕自身の回答は「必要ない」です。

MRとしてパフォーマンスを最大限発揮するために英語力は必要ないと思います。

 

英語論文を読める方が有利、という意見があります。

今は論文を用いて情報提供も禁止されております。読める必要はないです。

論文を用いて情報提供をするのかメディカルアフェアーズやメディカルサイエンスリエゾンの役割です。

だからMRにとって英語の読む力は必要ありません。

 

顧客は医師です。外国人の医師も今後は増えていくかもしれません。

しかしながら日本という国で医師を務める外国人であれば日本語も堪能でしょう。

しかも外国人医師の割合も圧倒的に少ないはずです。

だから顧客相手に英語を使うこともありません。

 

生涯MRを貫き通すのであれば英語は必要ない

 

つまりMRにとって英語は全く必要性はないと思います。

正確に述べますと、生涯MRを貫き通すのであれば必要性はないということです。

具体的には、営業マネージャーにならない、マーケティングの部署に異動しない、メディカル担当にもならない、といったキャリアでしょう。

 

では生涯MRを貫き通すことができるのでしょうか?

その答えは「全くわからない」だと思います。将来を正確に予想することはできません。

しかしながら、ある程度予想することはできます。

それは「今後MRの数は減少していく」ということです。

ここで先ほどの記事の続きに注目します。

 

同社の2019年入社の新卒採用者は39人で、このうちJPBU所属となるMRは11人だった。

これまでは医療への貢献意欲やコミュニケーション能力といったMRとしての適性を総合的に判断し、採用選考を実施。

採用後は業務を通じて資質を見極めながら、グローバル人材として育成していた。

さらに育成のスピードを上げるため、採用の段階からグローバル人材の資質も判断材料に取り入れることにした。

 

あのグローバル企業の武田薬品でも、2019年の新卒は39人。

そのうちMRとして配属されるのは11人だったという事実です。

つまり将来の人数を反映させる新卒採用の人数を11人と、ここまで極端に減らしたということです。

現在6万人いるMRは減少していくのは誰にでも予想できることです。

 

さらにいくつかの製薬会社では「早期退職」も活発に行われております。

素晴らしいパフォーマンスを継続していくことだけが、MRとして生き残り続けることができるのです。

 

英語は医薬品メーカーのビジネスマンにとって必要

 

英語はMRにとっては不要というのが僕の意見。

しかしながら、英語は医薬品メーカーで働くビジネスマンにとっては必要です。

 

MRとしてサバイバルの中で生き残っていくのであれば必要ないでしょう。

営業マネージャーになったら英語は必要になる、そんな時代はそこまで来ていると思います。

 

なぜならば医薬品メーカーのグローバル化はもう来ております。

外資系企業であれば、その中で経営陣が外国人であることが多くの会社で現実的な話でしょう。

部長クラスが現地の外国人になるケースも十分ありえます。

そんな時に英語ができないと営業マネージャーになることもできないかもしれません。

 

国内の会社は勿論です。

武田薬品は英語ができない社員を採用していないわけです。こんな基準を導入しているわけですから。

 

導入する基準は、「入社時よりグローバルでのコミュニケーションが可能」もしくは「基礎レベルの英語能力を有し、ビジネスレベルへのスキル向上に向けて、自己研さんを行うことができる」

 

中規模の会社でも国外でのビジネスを展開しないと生き残ることもできないでしょう。

だからMR以外は英語は必要になります。

 

つまりはMR以外のキャリアを歩みたい場合は、営業マネージャーだろうが英語が必要な時代はそこまで来ております。

MR一筋で生きて行くという方は今後も英語を勉強する必要はないでしょう。

製薬会社で長く働いていくためのリスクマネジメントとして英語は必要でしょう。

自分のキャリアに合わせて選択していくと良いのではないでしょうか。

最新情報をチェックしよう!