【地域フォーミュラリー】日本の大都市・新宿で始動!
こんにちは!コロスケです!
今日は、「地域フォーミュラリー!日本の大都市・新宿で始動!」をテーマに紹介していきます。
なぜ、この新宿での地域フォーミュラリーに関して取り上げたのかというと、我々MR活動にとって大きな影響を及ぼす可能性があるからです。
具体的にどのような影響があるのかという点ですが、フォーミュラリーに該当する領域の薬はジェネリックが第一選択薬になり、皆様が営業活動をしている新薬が全く売れなくなる可能性があります。
「フォーミュラリー」ってなに?って思われたMRさんは、下記の過去の記事を読んでください!
MRが知っておくべき「フォーミュラリー」【更新日:2020年9月20日】 【公開日:2019年11月11日】今日は、MRが知っておくべきフォーミュラリーについてご紹介します。なぜ、このようなブログを書くことになっ[…]
新宿版「地域フォーミュラリー」
今回のトピックは新宿版「地域フォーミュラリー」です。
なんと年内に2薬効群の推奨薬を選定する段取りのようです。
今回この新宿区地域フォーミュラリーは以下の8基幹病院で構成されているようです。
- 国立国際医療研究センター病院
- 慶応大学病院
- 東京医科大学病院
- 東京女子医科大学病院
- 大久保病院
- 聖母病院
- 東京新宿メディカルセンター
- 東京山手メディカルセンター
これまでの地域フォーミュラリーといえば、山形県の酒田市にあります「日本海ヘルスネット」が代表的でした。
今回、東京のど真ん中の新宿区で全国的な大学病院が参画している地域フォーミュラリーです。
基幹病院の薬剤師を中心に、2019年4月に標準的な薬物治療の推進と薬剤費の適正化を目的として「新宿区フォーミュラリー検討部会」を設置したそうです。
この影響は地域ばかりでなく、全国に影響してくる可能性も十分にあります。
候補薬効群は「抗アレルギー薬、インフルエンザ薬」
そしてこの新宿フォーミュラリーがどの薬効群から着手するのでしょうか?
その候補も報道されております。
なんと年度内に、候補として下記の2薬効群とのことです。
- ・抗アレルギー薬(ヒスタミン受容体拮抗薬)
- ・インフルエンザ治療薬
生活習慣病の中でも、高血圧治療薬、糖尿病治療薬に関しては導入予定はないようです。
その理由としても、
- 異なる作用機序のものが多く
- 治療選択肢が多い
ということが影響しているようです。
この新宿版フォーミュラリーに関しては続報がわかり次第追記していきたいと思います!