アステラス・アムジェン・バイオファーマ「オテズラ」販売移管へ

アステラス・アムジェンバイオファーマ「オテズラ」販売移管へ

 

こんにちは。コロスケです。

今回は「アステラス・アムジェンバイオファーマ」が「オテズラ」を販売移管により扱うことになったことを紹介します。

なぜ、今回はこの話を扱うのかについてお話をする前に、アステラス・アムジェンバイオファーマがなぜ乾癬治療薬「オテズラ」を販売移管により扱うことになったのか?についてまずご紹介します。

 

それは下記の経緯です。

 

  1. ブリストルマイヤーズがセルジーンを買収。
  2. 当初はブリストルの関節リウマチ治療薬の「オレンシア」とセルジーンの乾癬治療薬「オテズラ」のシナジーが期待されていた。
  3. 合併手続きの過程で、米国当局から乾癬治療薬オテズラ(一般名:アプレミラスト)を手放す必要性が指摘され、オテズラの全世界の権利を米アムジェンに134億ドルで売却。
  4. アムジェンの日本法人はアステラス・アムジェンであり、製造販売承認の移管準備中。
  5. セルジーン日本法人からアステラス・アムジェンへ132人が移籍

 

このような経緯により、アステラス・アムジェン・バイオファーマがセルジーンのオテズラを扱うことになりMRも移籍することになりました。

ここで、なぜ今回「アステラス・アムジェン・バイオファーマ」についてご紹介するのか?についてですが、

みなさんご存知の通り、こちらのアステラス・アムジェンは転職市場でしばしば求人を見かけます。

今後も非常に気になる会社です。

そのため、少しアムジェンについて調べてみました。

 

アムジェンとは

 

ではアムジェンとはどのような会社なのでしょうか?

アメリカカリフォルニア州ロサンゼルス郊外のサウザンドオークスに本社を置く世界最大の独立バイオテクノロジー企業です。

これまでの米国アムジェンの製品は下記の通りです。

日本での販売は別会社ですが、開発力が理解できます。

 

  • ネスプ:エリスロポエチン製剤/貧血 – 20億ドル(日本では協和発酵キリンが製造販売)
  • エンブレル: 関節リウマチ – 42億ドル(ワイスとの共同開発、日本では武田薬品とファイザーが発売)
  • ジーラスタ:持続型G-CSF – 41億ドル(日本では協和発酵キリンが製造販売)
  • エスポー:エリスロポエチン製剤/貧血 – 19億ドル(日本では協和発酵キリンが製造販売)
  • グラン : G-CSF – 13億ドル(日本では協和発酵キリンが製造販売)
  • レグパラ:腎臓疾患、副甲状腺機能亢進症 – 9.5億ドル (日本では協和発酵キリンが製造販売)
  • プラリア:骨粗鬆症(日本では第一三共が製造販売)

 

 

そしてアムジェンの世界的な位置づけがこちらです。

世界医薬品メーカーランキング

 

2018年の世界的医薬品ランキングです。

こちらの結果からもアムジェンの位置づけをご覧下さい。

バイオファーマにしては、めちゃくちゃ大企業です。

独立系バイオファーマの大企業です。

 

1位 ロシュ 売り上げ:579億ドル
2位 ファイザー 売り上げ:536億ドル
3位 ノバルティス 売り上げ:519億ドル
4位 メルク 売り上げ:422億ドル
5位 グラクソ・スミスクライン 売り上げ:413億ドル
6位 ジョンソンエンドジョンソン 売り上げ:407億ドル
7位 サノフィ 売り上げ:406億ドル
8位 アッヴィ 売り上げ:327億ドル
9位 イーライリリー 売り上げ:245億ドル
10位 アムジェン 売り上げ:237億ドル

 

そして日本法人のアステラス・アムジェンの製品がこちらです。

 

イベニティ(ロモソズマブ(遺伝子組換え)

 

骨折の危険性の高い骨粗鬆症治療薬です。

ヒト化抗スクレロスチンモノクローナル抗体製剤。2019年3月発売。

 

ビーリンサイト(ブリナツモマブ)

 

 

再発又は難治性のB細胞性急性リンパ性白血病の治療薬。

2018年11月発売。

 

レパーサ(エボロクマブ)

家族性高コレステロール血症、高コレステロール血症の治療薬です。

ヒト化抗PCSK9モノクローナル抗体製剤です。2016年3月発売。

 

このように比較的新しい製品のラインナップが揃っております。

生物学的製剤ですので、この領域でゲームチェンジャーになる薬が登場しなければ10年間は安泰でしょう。

 

それに加えて、今回セルジーンから買い取った製品が「オテズラ錠」です。

これはPDE4阻害薬。2017年に発売しました。

効能効果は

  • 局所療法で効果不十分な尋常性乾癬
  • 関節症性乾癬
  • 局所療法で効果不十分なベーチェット病による口腔潰瘍

 

2020年からアステラス・アムジェンはアステラスから独立したアムジェンの日本法人になります。

少し前まで転職市場でもイベニティ部隊を募集しておりました。

このような世界的な研究開発力や今後の製品ラインナップを見ますと、今後10年は大手医薬品メーカーのプライマリー領域担当でいるより安泰な気がします。。。。どうでしょう?

ということで、今回は「オテズラ錠」がアムジェンに販売移管したことで、少しアムジェンについて調べてみました。

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