【製薬・MRブログ】アストラゼネカ アレクシオン買収 未来を予想する
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(更新日:2020年12月12日)

このような疑問に対して、自分なりの考えを述べたいと思います。
✔︎ 本日の内容
- アストラゼネカ アレクシオン買収へ
- 最近の医薬品メーカーの再編ニュースは?
- MRの将来は?
✔︎ 本記事の信頼性:僕のこと
私は、現在下記のテーマについて情報発信しております。
僕のMR経験です。
✔︎ 僕のMR経験
今回はアストラゼネカの買収ニュースから、MRの未来を予想してみたいと思います。
アストラゼネカ アレクシオン買収へ
2020年12月、医薬品業界にとっては驚くべきニュースが飛び込んできました。
英国製薬大手のアストラゼネカ(AZ)がアレクシオンを買収するニュースです。
アレクシオンは希少疾病領域の会社であり、以前より「いつかメガファーマに飲み込まれるのでは?」という噂や予想はされておりました。
- 免疫学でのプレゼンスを高めること
- 希少疾患領域を強化すること
医薬品メーカーの再編動向

ここ数年、医薬品メーカーにはどのような再編があり、どのような狙いがあったのでしょうか?
BMS セルジーンを子会社へ
ブリストルマイヤース(BMS)がセルジーンを2019年に子会社化しました。
ブリストルの重点疾患領域は「がん・免疫」「循環器系」です。
セルジーンは「がん」「血液疾患」「免疫・炎症系」を重点領域としております。
セルジーン買収の狙いは、がん・免疫系の事業強化です。
やはり企業が長期的に存続していくためには、がんや免疫系のポートフォリオ強化が重要だなと思います。
武田薬品 シャイアー 買収
武田薬品がシャイアーを2019年に買収しました。
そしてシャイアーは「希少疾患」のバイオ薬のトップ企業です。
アッヴィ アラガンを買収
米国大手バイオファーマのアッヴィは、アイルランドのアラガンを買収。
MRの将来は?
近年の医薬品メーカーの買収劇からMRの今後の展望をイメージ
キーワードは「がん」「免疫・炎症」「希少疾患」「中枢神経」「消化器」
これらの疾患領域の開発品目をチェックすると、「困っている患者さんが多く存在する領域」
アストラゼネカは、「希少疾患」を強化するためにアレクシオンを買収しました。
ブリストルは、「がん」「免疫・炎症性」を強化するためにセルジーンを買収。
武田薬品は、「希少疾患」の開発ポートフォリオを強化するためにシャイアーを買収。
アッヴィは、免疫領域で成長し続け、アラガン買収によりリスクを軽減。
最近の医薬品メーカーの買収をチェックするだけで、今後MRが生き残っていくための方向性を示していると思います。
外資系大手メーカーが長期的に存続していくために、プライマリー領域の製品のポートフォリオを強化していないのです。
現在製薬業界では「プライマリーMRヤバイ説」が唱えられております。
これは大きく間違っていないことが想像できると思います。
まとめ
今回はこのような疑問に対しての記事でした。

✔︎ 本日の内容
- アストラゼネカ アレクシオン買収へ
- 最近の医薬品メーカーの再編ニュースは?
- MRの将来は?
企業は成長をし続けないとサバイバルレースから脱落していきます。
アストラゼネカは、そのために「希少疾患」領域へと参入し始めます。
近年の医薬品メーカー買収劇を見ると、プライマリーMRは厳しい状況でしょう。
現在プライマリーを担当しているMRさんは、方向転換を模索してみることをおすすめいたします。