いよいよ来月は12月。
紅白歌合戦の歌手も発表されまして、今年流行した言葉や歌なども振り返るシーズンですねー。
そんな私も今更ながら、「今年流行した本」の中から「東大読書」を読んでみました。
「東大読書」
本の帯のフレーズが非常に目に付きます。
・「読む力と地頭力が一気に身につく」
・勉強や仕事にも効く(速読・忘れない・応用できる)
このタイトルに惹かれた理由は
・「本を読んではいるんだけど、読んだ内容を忘れてしまう。」
・「読み終わるとなんとなく満足するだけで、結局何も変わらない。」
・「もっとたくさんの本を早く読み終えて、理解実践までできたら素晴らしい人生になるのではないか。」
こんな気持ちを持って「東大読書」を今更ながら購入して読みました!
マクロ・ミクロな視点を持って本を読み始める
●読書するにあたりマクロな視点を持つ
例えば、私が「東大読書」を読むにあたり下記の3点を設定しました。
(目的):本を読みっぱなしにせず、本を読んでも忘れずに身につく方法を知りたい。
(道筋):「東大読書」の方法をインプットする⇨ 「東大読書」の方法をアウトプットする。⇨「東大読書」を習慣化する。
(現状):ビジネス書を何となく読んでいる。振り返ってみても内容が思い出せない。読み返すこともせずにブックオフにて売却。
つまり、自分がこの本を読んでどう変わっていきたいのか?をイメージできている状態にする。
●読書するにあたりミクロな視点を持つ。
・速読するコツ:「文章の外」からヒントを得る力を持つ。そのヒントから仮説を作る。
「東大読書」の読み方
「東大読書」をスタートするコツです。
それは「読者ではなく記者になる」ことです。
◉記者になって本を読むこと
なぜ「記者」になるのか?
それは感想を述べたり、質問しながら読むことで「情報」が「知識」になるから。
◉整理読み
読書の際は「整理読み」が非常に有効であるようです。
整理読みとは、
- 冒頭と結論が「骨」である。
- 少ない文字でまとめる(まとめられないと理解していない、ということ)
- 要約力/推理力
整理力を身につける方法は
- 1章・1節ごとに筆者の言いたかった「要約的な一文」を探す。
- その1文を踏まえて、ノートに30字以内で1章・1節のまとめを書く
- さらに140字以内で本/章全体をまとめる
誰にでも、中学生にでも理解できるようにまとめると、自分の意見を持てるようになる。
◉推測読み
推測することは「筆者の主張」
・例示/比較/追加/抽象化
2つの本を同時に読む:同じテーマで、ちょっと違う本を読む
なぜ似たような本を同時に読むと良いのか?
それは、「客観的な読み方ができるから」
例えば、「ある参考書で理解できなかったことが、違う参考書を読んだら理解できるようになること」
そして読んだ本を忘れないために
・「何度も復習をして長期記憶に」
・「理解したことをアウトプットすること」
◉パラレル読み
・2 つの本の共通点を探す:共通点を見つけようと思い出しながら読むことで読解力・地頭力を身につける。
・共通点・相違点 付箋で色分けしてみる
そして「なぜ2つの本で主張が異なるのか、自分の結論を出すことが重要」
◉クロス読み
・クロスさせるもの:意見の分かれ目、評価が分かれるポイント
つまりは「自分で意見の交錯点を探していく。」
まとめ
・目標・目的を持って本を読む。
・著書の主張を30字以内でまとめておく。
・複数の同テーマを本を同時に読み、パラレル読み・クロス読みで深く読む。
・読んだ本をアウトプットする機会を持つことで、読む力・地頭力が身につく。