デキるMRからデキるリーダーになるために:「人格向上」



「営業成績が良いMR」=「尊敬デキるMR」とは限らないことも多いようです。
例えば、営業成績を上げるのにコンプライアンスも無視して何でもありのMR、信じられないかもしれませんが、まだまだ存在します。
どうやったら周囲の人間から「あの人についていきたい」と思ってもらうことができるのでしょうか?
本日のご紹介の前に簡単なセルフイントロデュースを。
いまは国内医薬品メーカーのマネージャーです。これまでの仕事のほとんどがMRです。
こちらがMRとしての担当経験。幅広い担当製品。多くの診療科を訪問しました。
●地方の大学病院:5年
●東京の日本有数の私立大学病院 :4年
●東京の日本有数の国立大学病院:3年



デキるMRは素晴らしい人格者であるのか?

「リーダーシップとは、人びとを共通の目的のために結集させる能力と意志であり、人びとに自信を与える人格のことである」
人格を向上するメリット

同僚や家族と良い関係を築くことができる
人格は、日々の行動の積み重ねが表に出る
人格は、日々の行動の積み重ねが表に出てくる。
個人的にはそう思うのです。
例えば、あなたの周囲にこのようなMRさんを見かけた経験はありませんか?
・アピールが上手
・アクションの量も質もイマイチなのに、ごっつあんゴールで評価を求める
・成果の横取り
要するに実際のアクションはイマイチなのに口だけは達者なパターンです。
このような人が出世したとしても決して嫉妬をせずに「かわいそうな人」として見て上げましょう。
MRさんの人格は、日々の行動で形成されていくのです。
・困難な状況でも勇気を持って挑戦をしたのか
・問題を解決するために、様々な方法を試行錯誤しながら実際にトライしたのか
・周りの人の協力を得るために、日々の人間関係を構築していったのか
このように、今日という日をどのように生きていくかで、人格は形成されていくのではないでしょうか?
人格向上のためのトレーニング
人格を向上させるためのトレーニングを紹介します。
生活の振り返り
仕事の時は素晴らしい人格であるが、家庭となるとモラハラをする。
これは、素晴らしい人格者ではありませんね。
人格者の仮面を被っただけのシタタカな人間です。
そのため、家庭生活、友人との関係などにおいて、改善点や反省点を振り返ることが重要なんです。
「カッとなって理不尽なことで子供を叱ってしまったか?」
「奥さんとの喧嘩で、自分の非をきちんと認めることはできたのか?」
「友人との付き合いで、自分のわがままで迷惑をかけていないのか?」
などです。
毎日の生活の中で、改善点・反省点を見つけて記録しましょう。
そして、次はどのようにしたら改善できるのか考えていきましょう。
自分の性格の難を受け止め、受け入れる
人格を向上していくためには、自分の性格の難を知ることが大切です。
自分の弱点を知り、受け止め、受け入れて、治すべき点は改善していく。
そのために、自分の弱点を知ることから始めましょう。
仲の良い人や、横のつながりの同僚に、直接聞いて見ることも良いです。
上司に聞くことも良いと思います。
奥さんに聞くことも良いです。友人も。
私は、上司、同僚、部下、後輩、友人、奥さんなどに聞きました。
面白いことに、それぞれ違う立場の人からの意見であるにも関わらず、弱点には共通点があったりします。
その弱点をきちんと認めて受け入れて、改善するための具体的な方法を考えます。
それを手帳に書いたり、自分の部屋のいつでも目につくところに貼り出しております。
毎日のように意識しないと弱点を治すことって難しいことも分かります。
見えるところに貼らないと、意識が薄れていくので要注意です。
困難に立ち向かう
生活や仕事において、困難や課題にぶつかることがあると思います。
困難のレベルにもよりますが、困難や課題を解決しなくても、逃げてしまっても、何となく過ごすことができることも多いです。
そこで立ち向かって挑戦していく人と、逃げていく人。
人格は知らず知らず形成されていくのです。
生き死にに関わらない挑戦なのであれば、どんどんチャレンジしても良いでしょう。
まとめ
今回は「フォロワーを作るリーダーになるために」といったテーマでした。
そのようなリーダーになるために必要なことは「人格」です。



こんな風に思われてしまうことがイヤであれば、日々、人格向上に努めていくことが大切でしょう。