【2021年10月】政府の方針により脱炭素銘柄の株価はどう変化するのか?
(更新日:2021年10月23日)
先日、こんな記事を書きました。
そうしたところ、ちょっとしたニュースが舞い込んできました。
政府、脱炭素へ再エネ倍増 30年度、原発は目標維持
政府は22日、中長期的な政策指針「エネルギー基本計画」を約3年ぶりに改定し閣議決定した。
第6次となる今計画は2050年の脱炭素化達成の道筋を示すもので、再生可能エネルギーを最優先で導入する方針を明記。
30年度の電源構成で現状の約2倍に当たる36~38%まで拡大する目標を掲げた。
一方、原発の割合は20~22%で据え置いた。火力発電依存からの脱却も盛り込み、日本のエネルギー政策は大きく転換する。
また政府は、30年度の温室効果ガス排出量を13年度比で46%削減するための具体策を盛り込んだ地球温暖化対策計画も併せて決定した。
(引用:共同通信社、2021年10月22日(金)配信)
2030年度までの目標の変化が下記の通り
- 当初の目標:再生可能エネルギー:22〜24%(火力発電:56%)
- 新しい目標:再生可能エネルギー:36〜38%(火力発電:41%)
先日、ご紹介しましたレノバ、ウエストホールディングス以外にも、注目されている企業は「イーレックス」です。
バイオマス発電:イーレックス

事業としては、
- 燃料事業
- 発電事業
- トレーディング事業
- 小売事業
があります。
イーレックスといえば、日本で初めてのバイオマス発電社です。
イーレックスは、パーム椰子の種からパーム油を採油した後の残渣物を主燃料としたバイオマス発電所を日本で初めて運転開始しました。
他にも
- 50万キロワット級のバイオマス発電へ向けて、ベトナムやフィリピンで大規模な植物燃料生産を始める。
- ENEOS HDと共同事業化を検討し、1000億円を投資する。2023年に新潟県で着工し、2026年度に稼働を目指す。
- 新たに大手電力から石炭火力発電所を4基買収し、バイオ燃料にベトナムで育てる植物「ソルガム」を利用したバイオマス発電所に改装する。
など、戦略的な投資が発表されております。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 1株益(円) | 1株配(円) | |
---|---|---|---|---|---|---|
連19.3 | 65,827 | 4,702 | 4,298 | 2,764 | 54.6 | 12 |
連20.3 | 88,639 | 9,246 | 8,764 | 4,515 | 89.0 | 18 |
連21.3 | 141,885 | 15,720 | 14,852 | 6,285 | 116.3 | 18 |
連22.3予 | 158,500 | 11,400 | 11,500 | 6,500 | 110.1 | 20 |
連23.3予 | 170,000 | 12,300 | 12,400 | 7,000 | 118.5 | 20 |
2030年までに日本としても投資をしていく領域ですので、長期的に保有しても良いのかもしれませんね。

10年後ぐらいに、会社の投資に見あったリターンが生まれてくると、もっと株価は上昇するかもしれませんね。
楽しみにしながら保有しております。
まとめ
今回は、再生可能エネルギー関連のニュースが出ておりましたので、ピックアップして見ました。
レノバ、ウエストホールディングス、イーレックスですね。
まだまだ他にもありますが、株の雑談のお話をする際は、名前だけでも知っていると良いと思います。
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