デキないMRのプロモーション
こんにちは!コロスケです!
今日は「デキないMRのプロモーション」についてご紹介いたします。
このテーマについてご紹介する理由です。
- マネージャー、本社の人間としてMRと同行する機会が多かったこと
- デキないはプロモーション・コミュニケーションが共通していること
「デキないMRのプロモーションをやっているんじゃないか?」って思った人。
少しでも改善しようと思ってくれたら嬉しいです。
デキないMRのプロモーション
デキないMRはどのようなプロモーションをしているのでしょうか?
こんな感じです。
多分みんな共通しております。
すごい簡単に表現しました。
デキないMRのプロモーションには下記の共通点があります。
- 製品紹介から会話を始める
- 製品紹介は一方的である
- 相手の反応もよくわからず、とりあえず最後に「宜しくお願い致します。」で締めくくる。
おそらく、どの会社でも「デキないMR」の共通点は上記のような感じではないでしょうか?
要するに、自分の言いたいことだけを伝えて帰る、ってタイプの人です。
自分の言いたいことを伝えて帰る、これって効果的でないことを整理しましょう。
コミュニケーションの基本
コミュニケーションの基本って「対話」ですよね。
対話をしていないと、一方的なコミュニケーションとなるわけです。
なぜ一方的なコミュニケーションだと売り上げが上がらないのでしょうか?
一方的なコミュニケーションをしていると、
- この人と話をしたいと思わない
- お医者さんの考えを引き出すことができない
- お医者さんの解決したい課題やフラストレーションを引き出すことができない
一方的なコミュニケーションで、売れるはずがないんです。
(売れていたとしたら、素晴らしい自社製品に恵まれているんだと思います。)
ではどのような意識をしてコミュニケーションをしたら良いのでしょうか?
気をつけるべきポイントは下記の通りかなと思います。
① 明るい表情
笑顔は、コミュニケーションの潤滑油。
車の運転中にニコニコしながら自然な笑顔を作る練習をしましょう。
② 相手の話をまずはじっくりと聞くことから
優秀な営業マンは聞き上手と言われております。
会話の配分は、相手の話が7、自分の話が3くらいの割合が良いといわれています。
まずは売りに行こう!と思わずにリラックスをして何か一つのテーマで対話ができたら十分、という気持ちで臨む方が相手にとってはプラスになります。
③ 共感する、否定しない
もっと続けて話をしたい!って思わせる方法。
それは相手の考えを否定しない、共感することです。
自社製品のデメリットを言われることもあるでしょう。それを伝えてくださった相手の意見や考えを否定してはいけません。
実際にネガティブな経験をしたことで、そのような意見を伝えてくださったのです。
まずは何が何でも自社製品のメリットを伝えようと思わず、相手の考えに共感をしていく、そのような経験をされて伝えてくださったことに感謝しましょう。
④ 相槌の「さしすせそ」「あいうえお」
心理学で効果が実証されている相槌の「さしすせそ」と「あいうえお」です。
これだけは毎日の営業車の移動中に練習しておけば、ナチュラルに言葉が出てくると思います。
●相槌の「さしすせそ」
さ:さすが(承認欲求が最も満たせる相槌)
し:実力ですね(成功者と友人になれる相槌)
す:すごい(自己重要感を満たす相槌)
せ:絶対(是認欲求を満たす相槌)
そ:そうですね(人間関係の基盤をつくる相槌)
●相槌の「あいうえお」
あ:ありがたい(感謝の相槌)
い:いえ、いえ(最も使い勝手のいい相槌)
う:運が悪かったですね(相手の気持ちを救う相槌)
え:縁がありますね(強い絆を生む相槌)
お:恩を感じます(深い感謝を表す相槌)
デキないMRとは、一方的なコミュニケーションばかりをしております。
双方向の対話とは、家庭や職場でやっているので、ある程度はできるはずなんです。
こちらで記載したものは、テクニックではなく基本です。
この基本を抑えていくだけで、営業先ばかりでなく、職場や家庭でもより良いコミュニケーションができると思います。