【製薬・MRブログ】MRの未来は?リストラ減少に歯止めかからず

【製薬・MRブログ】MRの未来は?リストラ減少に歯止めかからず

 

 

 

MR
製薬会社でMRをやっております。将来は安泰なのでしょうか?

 

 

 

MR
各社どこまでリストラが続くのでしょうか?

 

このような疑問にお答えいたします。

 

 

✔︎本日の内容

  1. MR数の推移(2013年〜2019年)をチェックしよう
  2. 今後のMR数は?
  3. 将来への備えは?

 

 

✔︎本記事の信頼性:僕のこと

私は、現在下記のテーマについて情報発信しております。

Sota@nobisota

僕の元MRです。MR経験は下記の通りです。

 

✔︎ 僕のMR経験

 

MR数の推移をチェックしよう

 

 

 

MR
MRの将来は安泰でしょうか?

 

将来を予想するためには、「今起きていること」を把握することが必要です。

そのために「MR数の推移」をチェックしましょう。

MR数は2013年の65,572人をピークに減少しております。

 

✔︎ MR数の推移(2013年〜2019年)

  • 2013年:65,572人
  • 2014年:64,757人(−815人:−1.2%)
  • 2015年:64,135人(−622人:−0.9%)
  • 2016年:63,185人(+50人)
  • 2017年:62,433人(−752人:−1.1%)
  • 2018年:59,900人(−2,533人:−4.0%)
  • 2019年:57,158人(−2,742人:-4.5%)

 

ここからわかることは

  • 2014年から減少し始めたこと
  • 2018年から減少が加速し始めたこと

 

さらに2020年は以下の5社が早期退職制度を導入しました。

  • ブリストル・セルジーン
  • ノバルティス(オンコロジー)
  • 武田薬品工業
  • 日本イーライリリー
  • 日本ケミファ

 

2020年のMR数も同じように減少している可能性はあります。

 

 

今後のMR数は?

 

 

今後のMR数はどのように推移していくと予想されるでしょうか?

現在の毎年のMR数の減少率は4〜5%です。

さらに減少率が加速する可能性は十分にあります。

 

MR数の推移をシミュレーションしてみました。

 

✔︎ ケース①:減少率4%のMR数の推移予測

  • 2019年:57,158人(−2,742人:-4.5%)
  • 2020年:54,871人
  • 2021年:52,676人
  • 2022年:50,569人
  • 2023年:48,546人

現在のMR数の減少スピードが続くと、2023年には48,000人になるペースです。

つまり、今から3年後には6,000人以上減少するペースです。

MRの高齢化していることもあり、このペースは十分ありえます。

 

✔︎ ケース②:減少率7%のMR数の推移予測

  • 2019年:57,158人(−2,742人:-4.5%)
  • 2020年:53,156人
  • 2021年:49,435人
  • 2022年:45,975人
  • 2023年:42,757人

MRの減少率が加速して7%の減少率になった場合のシミュレーションです。

3年後の2023年までに10,000人以上減少するペースになります。

この加速ペースも十分ありえるでしょう。

 

✔︎ MRの減少を加速させる要因

  • 少子高齢化・社会保障費の増大
  • 薬価改定・薬価再算定
  • フォーミュラリー
  • 新型コロナウイルス
  • 開発パイプラインの脱プライマリーシフト

思い当たることをザッと書いてみましたが、ポジティブな要素はないですね。

 

今のMRの減少ペースは?

 

現在のMRの減少ペースは「−4%」です。

このペースが続くと、2023年のMR数は11%減少している予想となります。

 

さらに加速して減少ペースが「−7%」になった場合、2023年には20%減少する予想となります。

 

✔︎ 2023年にMR数が11%減少していると?

  • MR数2000人メーカー:1600人〜1800人
  • MR数1500人メーカー:1200人〜1350人
  • MR数1000人メーカー:800人〜900人

 

直近3年で考慮しても、このようなペースでMRは減少していく可能性はあります。

 

将来に備えて

 

ではMRのみなさんは将来に備えて何をすると良いでしょうか?

  • 今の会社で生き残る(会社に必要とされる人材となる)
  • 転職をする(同業他社:スペシャリティ・オンコロジー)
  • 転職をする(別の業界)
  • 独立をする
  • 副業をする

 

選択肢としては上記の通りでしょう。

 

① 今の会社で生き残る

 

今の会社で生き残る方法があります。

生き残ることができる確率はパイプラインによるでしょう。

現在も、これからもオンコロジー・スペシャリティ領域であれば可能でしょう。

現在はプライマリー領域担当、会社のパイプラインにプライマリー領域が少ない場合は生き残りは厳しいでしょう。

 

✔︎ 【製薬ブログ】MRの年収をあげる方法

 

 

✔︎ 【製薬ブログ】元ポンコツMRが教える「リストラ候補のMRが知らない基本的な話し方スキル」

リスキリングの旅路@ヘルスケア

目次 1 【製薬・MRブログ】リストラ候補のMRが知らない基本的な話し方スキル2 ①リストラ候補のMRってどんな人?3 …

 

転職をする

 

現在プライマリー担当のMRは、オンコロジー・スペシャリティに転職をする方が良いでしょう。

「俺に限っては、大丈夫」と思っている人も多いはず。

みんなそう思っているんですが、ピンチは皆さん全員に訪れると思ってください。

 

✔︎ 【製薬ブログ】MRの転職エージェントは?

 

✔︎ 【製薬ブログ】MRリストラ時代のオススメ転職サイト

 

独立をする

独立をする方法はたくさんあります。

  1. 起業をする
  2. 独立できる国家資格を取得する

 

資格取得ならSTUDYingがオススメです。

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副業をする

 

最近は副業も可能な時代になってきました。

積極的に許可を得た方が良いでしょう。

 

  • 業務時間外に知人の会社で働く
  • ブログ・アフィリエイトをする

 

ゆっくり長い目で稼具のであれば、ブログ・アフィエイトも良いでしょう。

 

まとめ

 

本日の内容です。

 

✔︎本日の内容

  1. MR数の推移(2013年〜2019年)をチェックしよう
  2. 今後のMR数は?
  3. 将来への備えは?

 

MRは減少し続けております。

これからも減少していくでしょう。

今から、将来の備えをしておくことがオススメです。

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