医師が選んだMR活動評価ランキング

医師が選んだMR活動評価ランキング

※アフィリエイト広告を利用しています(更新日:2023年8月20日)

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こんにちは!Sot@です!

今日は「医師が選んだMR活動評価ランキング」についてご紹介いたします。

今回ご紹介させていただきますのは、ミクスに掲載されていたランキングから独自に整理してご紹介いたします。

今回ミクスでご紹介されていたランキングは下記の方法で実施されておりました。

 

  •  Dr.JOYが行った「MR評価サービス」の結果をミクス編集部で分析したランキングであること
  •  1か月間にMRと面談した医師や薬剤師の評価スコア(0~10までの11段階)

 

●評価した項目は下記の4項目

 

  1.  平均点ランキング
  2.  高得点奪取ランキング(高得点=8点以上)
  3.  質問に的確に回答できたランキング
  4.  問い合わせに素早い対応をしてくれたランキング

 

この4項目の8月と9月のランキングを整理してみました。

そのランキングから

 

  • 常に上位にいる会社はどこの会社なのか?
  • その会社の主力品から、どのような診療科で評価が高いのか?
  • そこから「どのようなMRの活動を高く評価しているのか?」についてご紹介したいと思います。

 

 

MR活動評価 平均点ランキング

 

MR活動評価 平均点ランキング

 

1つ目はMR活動評価 平均点ランキングです。

 

 提供された情報が診療に役に立ったかどうかについて「0~10」までの11段階評価

● 「0」は改善が必要、「10」は診療に役立つ情報が提供されたと定義

● 評価総数は8615件。内訳:医師が1996件、薬剤師が6312件、その他が307件

 

注意すべき点は、「薬剤師の数が医師の3倍」という点でしょうか。

 

順位9月ランキング平均点10月ランキング平均点
1日本ベーリンガー7.38EAファーマ7.49
2大鵬薬品7.36日本ベーリンガー7.46
3中外製薬7.31ツムラ7.38
4第一三共7.18ブリストルマイヤーズ7.37
5大塚製薬工場7.18大塚製薬工場7.31
6日本イーラリリリー7.16日本イーライリリー7.29
7テルモ7.13田辺三菱製薬7.28
8扶桑薬品7.09中外製薬7.26
9大塚製薬7.09日本新薬7.21

 

この中で2ヶ月連続で上位のメーカーは4社です。

 

  1. 日本ベーリンガー
  2. 中外製薬
  3. 大塚製薬工場
  4. 日本イーライリリー

 

 

高得点奪取ランキング

 

高得点奪取ランキング

 

続いては8点以上の高得点ランキングです。

つまりは、MRの平均レベルが高いということですね。

 

順位9月ランキング10月ランキング
1中外製薬日本ベーリンガー
2日本ベーリンガーツムラ
3大鵬薬品大塚製薬工場
4大塚製薬大鵬薬品
5第一三共ブリストル
6ヤンセンファーマ中外製薬
7大塚製薬工場日本新薬
8扶桑薬品日本イーライリリー
9日本イーライりーMSD

 

平均得点が2ヶ月連続で上位のメーカーです。

  1. 日本ベーリンガー
  2. 中外製薬
  3. 大塚製薬工場
  4. 日本イーライリリー
  5. 大鵬薬品

 

 

情報提供のタイミングランキング

 

情報提供のタイミングランキングです。

これもMR力ですよね。

 

順位9月ランキング10月ランキング
1第一三共ツムラ
2サノフィ大鵬薬品
3東和薬品中外製薬
4日本ベーリンガーEAファーマ
5中外製薬日本化薬
6ゼリア薬品meiji seikaファルマ
7ツムラ日本イーライリリー
8三和化学バイエル薬品
9ノボノルディスクヤンセンファーマ

 

この情報提供のタイミングランキングでは2社が2ヶ月連続でコンストタントで上位です。

 

  1. 中外製薬
  2. ツムラ

 

 

疾患情報提供のランキング

 

疾患情報提供のランキングです。

 

順位9月ランキング10月ランキング
1第一三共ツムラ
2中外製薬日本ベーリンガー
3日本イーラリリー大鵬薬品
4ヤクルト本社ヤンセンファーマ
5日本化薬バイエル薬品
6田辺三菱製薬日本化薬
7大鵬薬品アストラゼネカ
8サノフィ日本イーラリリー
9武田薬品大塚製薬

 

この情報提供のタイミングランキングでは2社が2ヶ月連続でコンストタントで上位です。

 

  1. 日本イーライリリー
  2. 日本化薬
  3. 大鵬薬品

 

MR活動として求められるもの

 

MR活動として求められるもの

このランキングから見えてくるものについて整理してみたいと思います。

それは上位にくるメーカーは「がん関連」であったり、ツムラのような唯一無二のメーカーであったりということです。

大手製薬会社が上位に連なっているわけではないのです。

 

おそらく共通していることは、

 

  • 生命予後に関わる患者さんが多い領域である。
  • 患者さん、家族が苦しんでいて何とかしてほしいと思っている。
  • 医師や看護師も模索している。

 

製薬会社が自分たちの解釈で困っている患者さんを堀り起こしていくことなく

すでに表面化している困り事が多い病気や症状があり、

そこを何とかしたいと思っている医療従事者がいて、

そこに素早く対応している医薬品メーカーがある。

 

このような図式だと思います。

 

だから皆さまの仕事の中でできることは、

  • すでに表面化している困り事にスポットを当てる。
  • 何とかしたいと思っていることを医療従事者に確認する。
  • 素早く適切に回答する。

 

あたりまえのことですが、この基本活動を忘れてはいけないことに気づかされました。

企業のプロモーション活動となると、

表面化していない困り事を掘り起こしていくことに集中したりすることもありますよね。

その困り事が自社のメリットになるわけですから。

 

その中でも、「今困っていること」そこを無視してはいけないな、と気づかされました。

 

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