(更新日:2020年8月26日更新)
こんにちはSot@です。

3級合格までの所用時間は?
今回は、医療経営士の資格を取得しようか悩んでいる人向けの記事です。
✔︎本日の内容
- 医療経営士3級について
- 医療経営士のメリット・デメリット
- 医療経営士3級の出題範囲
- 医療経営士合格に必要なもの
- 医療経営士3級に合格した後
本記事を書きました私は、2016年に医療経営士3級に合格しました。
実質の勉強時間は、毎日2-3時間を1ヶ月程度です。
- 4月:申し込み
- 5月:勉強開始
- 6月:試験→合格
これぐらいのスケジュールで十分合格できる試験です。
医療経営士とは
医療経営士とはMedical Management Specialistです。
医療経営士とは、下記のような能力を備えた人材です。
・医療機関をマネジメントする上で必要な医療および経営に関する知識
・経営課題を解決する能力
・実践的な経営能力
医療会は経営者が少なく、これからの医療現場を担う重要な人材と位置づけられております。
医療経営士のメリット・デメリット
医療経営士は医療機関や医療関連メーカーで働く人が取得しております。
この資格を持っているメリット・デメリットです。
✔︎メリット
- 医療制度に詳しくなれる、アップデートできる
- 社内アピール・名刺の肩書き
✔︎デメリット
- ・知識のアップデートをしないと忘れやすい
- ・更新料
デメリットを敢えてあげるとすれば、
大して興味もないのに資格を取得した場合、知識のアップデートをすることもなく更新料だけが取られます。笑
医療経営士3級試験の出題範囲
医療経営士3級の出題範囲のテキストは、こちらの8冊です。
- 第1巻 医療経営史【第3版】
- 第2巻 日本の医療政策と地域医療システム【第4版】
- 第3巻 日本の医療関連法規【第4版】
- 第4巻 病院の仕組みと各種団体、学会の成り立ち【第3版】
- 第5巻 診療科目の歴史と医療技術の進歩【第3版】
- 第6巻 日本の医療関連サービス【第3版】
- 第7巻 患者と医療サービス【第3版】
- 第8巻 生命倫理/医療倫理
テキストは8冊セットで22,000円になります。
私は2巻〜5巻の4冊だけ購入しました。
医療経営士3級合格に必要なもの
医療経営士3級の合格した時に勉強したものは全部で3つだけです。
- 問題集
- テキスト2巻ー5巻
- 直前対策講座に受講する
① 問題集
テキストを読むことから始めない方が良いです。
問題集の答えと解説を徹底的に覚えます。2週間で仕上げましょう。
②テキスト
テキストは全て購入することが理想ではあります。
私は、テキストは2⇨3⇨4⇨5の順番に読みました。
特に問題集で出ているところは重点的に読み込みます。
テキストは下記のこちらを購入しました。
✔︎医療経営士初級テキスト〈2〉日本の医療政策と地域医療システム―医療制度の基礎知識と最近の動向【第4版】
✔︎医療経営士初級テキスト〈3〉日本の医療関連法規―その歴史と基礎知識【第4版】
✔︎医療経営士初級テキスト〈4〉病院の仕組み/各種団体、学会の成り立ち―内部構造と外部環境の基礎知識【第3版】
✔︎医療経営士初級テキスト〈5〉診療科目の歴史と医療技術の進歩―医療の細分化による専門医の誕生、総合医・一般医の役割 【第3版】
③ 直前対策講座
個人的には直前対策講座が一番重要だと思います。
日本医療経営実践協会のホームページに「協会推薦試験対策講座」の紹介があります。
私はテキストは全て購入せず、こちらの試験対策講座は受講しました。
この講座を受講したから1ヶ月で合格をしたと思っております。
医療経営士3級に合格してみて
医療経営士に合格をして4年程度経ちました。
大切なことは、継続的に「医療制度」などの変更に敏感になっておくことです。
医療関連企業で働いていく中で、知識があって損はないです。
ただキャリアに有利になることは少ないと思います。
しかし、この勉強をきっかけに、より深く、より広く、学ぶ意欲に繋がることは十分あります。
継続的に学ぶために、この資格の勉強を1ヶ月してみることはオススメです。